開業医・クリニック向け 集患及び増収戦略

1.集患および増収戦略

❒ 自費診療

● 強力な集患コンテンツメニューの導入による集患強化

幹細胞培養上清液(エクソソーム)点滴や注射といった、話題性と高い人気を誇るメニューの導入を通じて、より多くの集患を目指します。これにより、クリニックの差別化を図り、競争力を高めます。また、インバウンド需要に対応するため、訪日外国人向けの専用メニューを新たに構築し、グローバルな患者層の獲得にも力を入れていきます。

 

 自費診療領域におけるオンライン診療の拡大

美容、婦人科、その他の自費診療領域でオンライン診療を拡充し、特にGLP-1治療やピル処方、子宮頸がん検査といったニーズの高いサービスを展開します。これにより、患者の利便性を向上させ、幅広い層の新規患者の獲得を図ります。

❒ 保険診療

● オンライン診療を通じた新患の獲得

海外在住の日本人を対象に、健康保険証を利用可能なオンライン診療を実施します。特に日本人の多く住むサイパン(約600名)やグアム(約3,000名)を中心とした診療体制を整え、現地の日本人向けに薬の処方から発送までをワンストップでサポートします。これにより、海外にいながらも日本の医療サービスを受けられる安心感を提供し、海外市場での集患も見込めます。

 

※ サイパン、グアムのオンライン診療については他の医療法人で200人/月の実績があります。

❒ 外部提携による売上・物販収益の増加

● スペースグッドタイム社およびシーラボ社との美容顧問契約

取引先のエステサロン250店舗(スペースグッドタイム社)、70店舗(シーラボ社)と美容顧問契約を締結し、月額制契約(10,000~20,000円)×契約店舗数により安定収益を確保します。エステサロンにとっても、クリニック監修の安心感と顧問クリニックへの医療相談が可能であることが大きなメリットとなり、顧客満足度の向上に貢献します。

 

● スペースグッドタイム社およびシーラボ社への物販卸売

エステサロン側で仕入れが難しい高品質な美容液をクリニックより卸売することで、新たな収益源を確保します。これにより、クリニックのブランド力を活かしつつ、エステサロンの顧客にも付加価値を提供します。

❒ その他、改善提案

● クリニックのブランディングとオンラインショップの構築

現在のクリニックのWebサイトデザインは、ブランディングの観点から見直しが必要です。また、オンラインショップの構築を通じて物販販売を強化し、広告宣伝やデジタルマーケティングの活用により集患力を高めます。

 

● 立地特性とメニューの合理化

立地にふさわしい診療科目やメニュー構成を見直し、ターゲットに合わせた合理的なサービス提供を行うことで、より高い競争力を実現します。